国交省が2023年10月から新設したマンション政策のワーキンググループ動向

国交省は令和5年10月に以下2つのワーキンググループを設置し、どちらも10月下旬に初会合を実施しました。

●外部専門家等の活用のあり方に関するワーキンググループ
●標準管理規約の見直し及び管理計画認定制度のあり方に関するワーキンググループ

このうち「標準管理規約の見直し及び管理計画認定制度のあり方に関するワーキンググループ」は、マンションを巡る建物と居住者の「2つの老い」の進行等に伴う各種課題に対応していくため、「今後のマンション政策のあり方に関する検討会とりまとめ(2023年8月)」にもとづき、標準管理規約の見直し及び管理計画認定制度のあり方について検討を行うことを目的として設置されています。

最新では、3月26日に開催された同ワーキンググループの初会合議事録が公表されました。詳細は国交省の下記のページを参照ください。

「標準管理規約の見直し及び管理計画認定制度のあり方に関するワーキンググループ」

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000142.html

「外部専門家等の活用のあり方に関するワーキンググループ」

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk3_000141.html

追伸:

現在 

●外部専門家等の活用のあり方に関するワーキンググループは3 月26日に開催された第3回のワーキンググループの検討状況が公開されています。

●標準管理規約の見直し及び管理計画認定制度のあり方に関するワーキンググループは3月26日に開催された第2回のワーキンググループの検討状況が公開されています。

「マンション標準管理委託契約書」の改訂について

「マンション標準管理委託契約書」は、マンションの管理組合とマンション管理業者の間で協議が調った事項を記載した管理委託契約書を、マンションの管理の適正化の推進に関する法律第73条に規定する「契約成立時の書面」として交付する場合の指針として定めているものです。
今般、国交省はマンション管理適正化法等の改正、担い手確保・働き方改革、居住者の高齢化・感染症のまん延等、近年のマンション管理業を取り巻く環境の変化を踏まえ、「マンション標準管理委託契約書」及び「マンション標準管理委託契約書コメント」を改訂しました。

↓詳細はこちらhttps://www.mlit.go.jp/tochi_fudousan_kensetsugyo/const/tochi_fudousan_kensetsugyo_const_fr3_000001_00015.html